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HOME>>Race Result>2004FJ MASTERS RACE in MOTEGI
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◎非常にくやしい思いをしたもてぎシリーズ最終戦から約2ヶ月。2004 FJ MASTERS RACEがもてぎで開催されました。
 このレースは通称”FJ日本一決定戦”と呼ばれ、もてぎ、東北、鈴鹿、筑波、オートポリス、TIの各地方選手権戦のトップランカーを集めて行われ、文字通りその年のFJ日本一を決定するレースです。
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●2004.12.19 公式予選Cグループ(9:15〜20分間) 路面:ドライ

 予選はA,B,C組分かれて行われ、私はC組での予選となりました。
 前日からマシンのフィーリングは非常に良く、十分にポールポジションも狙える手ごたえを感じていました。その為、監督からの指示どおり、予選開始早々からガンガンいくつもりでコースインしました。しかし、気合が入りすぎていたのか予選開始直後に不覚にもS字コーナーで4速ギヤにシフトダウン出来ずにニュートラルのままコーナーに侵入し、スピン!そのままコースアウトという大失態を犯してしまいました。
 フォーミュラカーは大変車高が低い為、一度コースアウトしてしまうと亀の子状態になり、殆どの場合コース復帰は不可能です。
 この時も例外ではなく、そのままスタックしてしまい自力ではコース復帰出来ませんでした。しかも、まだ一周もタイム計測されていない為、このままでは第1レグの最後尾スタートが決定してしまいます。

 しかし、絶対に諦めたくなかったので、祈るような気持ちでコースマーシャルの方々がマシンをコースに復帰させてくれるのを待っていました。
 コース復帰するまでに10分くらいかかったでしょうか。マシンを降り、コースサイドで待っている時間は本当に長く感じました。その後、コースマーシャルの方々のお陰でなんとかコースに復帰することが出来ました。しかし、予選時間は20分しかありません。
 残り時間を考えると、まともにタイムアタック出来るのは2周程度。それでも何とか5番手のタイムを出すことが出来ました。
 この時私のマシンをコースに復帰させて下さったコースマーシャルには本当に感謝しています。「まだ時間あるから、落ち着いて頑張って!」と言って私を送り出してくれました。

予選結果:Cグループ第1レグ
http://www.twinring.jp/result/2004/4wheel/1219_30p.html

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●2004.12.19 第1レグ決勝(10:55〜5周) 路面:ドライ

 第1レグは5LAPという本当にスプリントレースで行われ、監督からレース前に「必ず順位を上げてこいよ!」という指示があり、予選での失敗を取り戻そうと決勝に臨みました。
 スタートで2002年もてぎ・東北シリーズチャンピオンの小林選手に前に出られてしまいましたが、その後何とか2台を抜き去り4位でフィニッシュとなりました。

 決勝結果:Cグループ第1レグ
http://www.twinring.jp/result/2004/4wheel/1219_31f.html

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●2004.12.19 第2レグ決勝(12:00〜6周) 路面:ドライ

 フロントロー(最前列)はもてぎシリーズチャンピオンの甲野選手オートポリスチャンピオンの吉田選手です。
 私は8番手スタートとなりました。スタートは失敗というわけではありませんでしたが、後方の選手に前に出られてしまい10番手まで後退してしまいました。しかし、必ず上に行くという信念で、1コーナーで1台、予選でコースアウトしてしまった高速のS字コーナーで1台、V字コーナーで1台、90°コーナーで一気に2台を抜き去り、最終的に5位まで順位を上げることが出来ファイナル進出を決めました。

決勝結果:Aグループ第2レグ
http://www.twinring.jp/result/2004/4wheel/1219_12f.html

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●2004.12.19 ファイナル決勝(14:50〜10周) 路面:ドライ

 9番グリッドとはいえ、ファイナルレースはこれまでで一番長い10LAP。1周に1台ずつパスすれば、優勝も可能です。
 前方8番グリッドには昨年のもてぎシリーズチャンピオンで今年はフォーミュラトヨタに参戦していた水谷選手。後方10番グリッドにはもてぎシリーズ2位の小野選手。
 ポールポジションは今年のもてぎチャンピオンの甲野選手と相手にとって不足はありません。これまでにはないようなハイレベルなレースが出来ることに正直わくわくしていました。
 スタートは最後になって一番決まり、1コーナーまでに1台かわすことが出来ました。スタート直後からとにかく前に出ることだけに集中していましたが、はっきり言ってどこで誰を抜いたのかほとんど覚えていません。
 気が付くとレース中盤には4番手まで順位を上げていました。上位3台との差も徐々に詰まり、表彰台も視野に入れる所まで順位を上げることが出来ました。このまま上位3台との差を詰めたいところですが、バックミラーを見ると一度はかわしたチームメイトの栗原(宗)選手が私のスリップストリームを使い、必死に喰らいついてきます。

 90°コーナーでインに入られ、そこからファイナルラップまで本当に抜き抜かれつの大バトルが始まってしまいました。こうしている間にも上位3台との差は広がってしまいますが、栗原選手を前に出してしまえばラップタイムが落ちてしまうことは分かっていたので、私も出来る限り彼の前で走行しようと必死でした。
 しかし、そんなに簡単に前を走らせてくれるような相手ではありませんでした。ホイールトゥホイールの接近戦が何ラップ続いたでしょう。
 ファイナルラップのダウンヒルストレートでは私が前にいましたが、スリップストリームにつかれると、続く90°コーナーで前に出られてしまい、最後の最後で抜かれてしまいました。結局そのまま5位でチェッカーとなりました。

決勝結果:ファイナル
http://www.twinring.jp/result/2004/4wheel/1219_53f.html

 今回も最高のマシンを用意してくれたチームの為にも表彰台に立てなかったのは残念ですが、FJ最後のレースで本当にハイレベルでエキサイティングなバトルを楽しむことが出来ました。また、このレースに参加するまでにいろんな方々からのアドバイス、応援をいただき、本当に感謝しています。
 今回のレースでは、当たり前ですが、決して一人でレースをしているわけじゃないことを改めて実感させられました。
 来年に関してはまだ決まっておりませんが、必ずステップアップして自分自身の限界にチャレンジし続けますので、今後とも応援宜しくお願いします!

 
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笠江友和 
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